「飛べば良いじゃん。」作者カノン様に対する中傷について

2013年12月26日、フリゲ2013の6位入選作「飛べば良いじゃん。」の作者カノン様に対し、
「6位おめでとうございます」というタイトルで、
「こんなクソゲーに投稿したんはあんた一人だろ。フリゲ大賞を汚すな。しね。」(原文ママ)
という文章を含むメールが送られる事案がありました。

運営として、「あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」を口実とした中傷は決して許容しません。
メールの送信者に対しては断固抗議し、カノン様に対する謝意を求めます。

また残念ながら、作者様より直接運営に申し出は届いていませんが、同様に、
得票のあった作品に対し「不正投票だろう」等の事実無根の中傷を行う事案が数々発生していることを把握しています。
今回のカノン様に対する中傷だけに限らず、こうした事案すべてに対し、
運営は今後のフリーゲーム全体の進展に対する影響を憂慮し、遺憾の意を表します。

多重投票等の不正な手段による投票に対しては、今後とも可能な限りの除去を目指していますが、
ネット上の投票である以上、同一人物による複数投票を完全に排除することは不可能です。
投票する皆様におかれましては引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

そして、この企画に投票する、しないにかかわらず、皆様にお願いしたいことが1点あります。
「多様な価値観が存在することを、まずは認めてください。」
仮にあなたにとって楽しめないものだったとして、その作品を愛する人の存在を否定しないでください。

皆様にとって多種多様な作品を知り、触れるきっかけになれば、という思いで私はこの企画を立ち上げました。
「あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」は多数決で最善最良のフリーゲームを決める試みではありません。
今後とも、みなさんの愛情の受け皿であり、出会いのきっかけでありたい、と願うだけです。
この企画をどう捉え、どのように利用するかは皆さんの解釈に委ねていますが、
どうか、より実り豊かなフリーゲームが育まれる未来のために役立てていただければ、と願っています。

選挙管理委員長 赤松弥太郎