アンケート結果発表

投票期間:2014年7月20~2014年8月31日
有効票総数: 94票

 先日行いました「フリゲ2014」にむけてのアンケートの結果をご報告します。
 まず、ご協力いただいた93名の皆様、誠にありがとうございました。
 ひっそり始めてひっそり終わる、くらいのつもりでしたが、おかげさまで少しは信憑性のある数値を取ることができました。

 まず、最初からですいませんが、注意書きを。
 この調査はあくまで、みなさんの意識を調査するためのものでした。
 ご意見については真摯に受け止めますが、多数決で何かを決めようというアンケートではないので、その点はご了承ください。
 回答人数も少なく、そもそもtwitter上でしか告知していないため、投票者の総意を反映した結果ではありません。
 十分ご留意の上取り扱っていただければと思います。

 それではここから、各項目ごとの集計結果と所見を述べていきます。

Q1. 今まで何回、「フリゲ20XX」に投票したことがありますか?

6回2人
5回3人
4回3人
3回6人
2回16人
1回23人
無回答 / 0回41人


 Firefoxで、他の設問に回答するとここの回答欄がクリアされる、という問題があったらしく、そのため無回答率が高くなってしまいました。
 せっかく回答したのに、反映されていない方も多いと思います。申し訳ないです。
 Q2等の結果と合わせて考えると、実際投票したことの無い方は10~15人、といったところでしょう。

 しかし気になるのはリピータ率の低さ
 去年は投票人数が大きく伸びたので、投票回数1回の人が多いのは納得ができるんですが、それ以前から、回が増えるごとに4~5割ずつ人数が減る傾向は変わっていません。わりとショックです。
 もともと「フリーゲーム あの人に聞きたい!」には、定期的に更新して次回の「フリゲ20XX」へと人を誘導する目的もあったんですが、なかなか継続するのも間隔を狭めるのも難しいですね。リピータを増やすという効果については疑問が残ります。
 なかなかお手軽な対策が思いつかないですけど、やれる範囲で継続して活動していきたい次第。

 あと、6回連続で投票している方が、ボクの他にもう1人いらっしゃいました。ご愛顧ありがとうございます。

Q2. 一年で何作品程度に投票していますか?

1作品16人
2~3作品37人
4~5作品10人
6~10作品5人
11作品以上2人
無回答24人


 これは2~3作品の方が一番多かったです。ボクもそのくらいですね。
 ちなみに、下の表は各年度ごとに1人あたり何票投票したかを示したものです。
 今回回答してくれたみなさんが、平均よりも多くの作品に投票していることがわかります。
 年を追うごとに、「1人1作品以上投票して構わない」というルールが浸透していることも見て取れますね。

フリゲ20081.15票
フリゲ20091.15票
フリゲ20101.20票
フリゲ20111.30票
フリゲ20121.38票
フリゲ20131.77票


 なお、参加回数が増えるごとに投票作品数も増えるのではないか、という仮説を立てていたのですが、サンプル数が少ないこともあって、ハッキリと言い切れる傾向は出ませんでした。

Q3. あなたの考え方と近いものにチェックを入れてください。

 いよいよここからが本題です。
 結果だけを羅列しても仕方ないので、ボク自身の狙いや考えについてもこの機会に述べていこうと思っています。
 長いですが、どうかおつきあいください。

あまり絞り込まず、できるだけ多くの作品に投票している(投票したい)。37人
できるだけ絞って、これぞという作品に投票している(投票したい)。52人
そもそも複数作品に投票できることがおかしい。1人1票に改めるべきだ。3人
自分で投票はせず、結果を見守りたい。8人



 まず、自分では投票しないにもかかわらず、アンケートに回答していただいた8人の方へ。
 貴重なご意見、誠にありがとうございます。
 みなさんがふと気が向いたときに、気軽に投票ができるような環境を目指し、ご意見を参考にしてまいります。

 さて、最初の2項目は、全項目中最も回答率が高かった項目です。
 ほとんどの方がどちらかにチェックを入れ、両方にチェックを入れた方もお2人しか(!)いませんでした。
 絞ってグラフにすると、こんな感じ。

 しかし、Q2の投票数とあわせて大雑把に調べてみると、絞り込む派の平均投票数は少なく見積もって2.8票くらい。
 絞り込まない派の平均投票数は多く見積もって4.1票くらいと、差は1.3票でしかありません。
 「絞り込まない」と言いつつ1票しか入れていない方が3人、「絞り込む」と言いつつ6票以上入れた方も1人いらっしゃいました。
 あくまで個人の心構えを聞いている設問なので、個々人の感性の違いが大きいでしょうが、平均するとそんなものです。
 2~3票投票した人の中にも、できるだけ絞り込んだ結果の人と、できるだけ幅広く投票しようとした結果の人は混在しているはずです。

 1人で複数作品に投票できる、というルールはかなり浸透してきている一方、1人1票に改めるべきだ、という方は3人しかいませんでした。
 が、これはボク個人の感覚としては、少なすぎる数字だと思ってます。
 今回アンケート参加してもらった、ボクのtweetの拡散圏内にある人と、そうでない人の間では、この部分の認識は大きく違いそうです。

 ここで、1人1票派からいただいたコメントをご覧いただきます。
 ご意見くださった方には悪いんですが、フリゲ20XXに対する批判としては典型的な内容です。
 説明に便利なので、今後もちょくちょく使っていきます。ざっと論調を見てください。
毎年が茶番
自分がノミネートされている年に微妙な順位をつけられてしまうと、それより票を集めた作品以下というレッテルが張られてしまう気がする。

特に作者自身が宣伝を呼びかけて発生する組織票や一人何票も投票できる現在のシステムはいかがなものか?

また、前年度から上位常連作品がちょっとしたアップデートで次の年のノミネートされてしまうと、また上位に食いつくパターンも多々見られる、らんだむダンジョンとか何回ノミネートされてるんだが・・・
 全体的に感情的で、1人で複数の作品に1票ずつ投票できることの何が悪いのか、一切論拠を書いていないのですが。
 しかし、とても正直な意見を書いてもらえたと思います。
 注目したいのは、この方がフリゲ20XXをどのようにとらえているか、という点です。
 この方は順位について非常にナーバスになっていて、それで作品の優劣が決められてしまう、という懸念を表明しています。
 だからより厳正にやってほしい、という思いが根底にあっての意見でしょう。

 ボク個人としては、そこまでナーバスにならないで、順位なんて茶番ですから! と言い切ってしまいたいんですが……その前に。
 皆さんが順位をどれだけ重視しているのか、調査したのが次の項目です。

自分の知っている作品が上位に入選してほしいし、ランクインしないとがっかりする。28人
多くの人が投票する作品より、マイナーな作品に投票して、その作品を知ってもらいたい。60人



 「ランクインしないとがっかりする」という方は、全体の30%いました。
 メジャーな作品よりマイナーな作品に投票したい、というのは、順位にこだわらない立場の意見のはずです。
 しかしその60人の中にあっても、「ランクインしないとがっかりする」という方が20人いました。比率はあまり変わっていません。

 ところでこれ、一人一票になったらどうなるんでしょう。
 両方にチェックを入れた20人の方は、メジャーな作品とマイナーな作品、両方同じくらい好きならどちらに投票するんでしょうか。
 どの作品が上位を狙えそうか計算して、それに投票するか、忌避するか……という計算をしてしまう人も多いでしょう。
 こういう作品の外の部分で票が揺れてしまうので、1人1票は現行の方式より結果が不正確になるのではないか、とボクは考えているんです。
 複数投票なら、自分の好きな作品を、自分の好きな数だけ選べば良い。より正直な気持ちで投票できると確信しています。

 脇道にそれましたが、次はプレイヤーとして、順位をどの程度意識しているのか伺いました。

結果発表の順位を参考に、プレイする作品を決めることがある。55人
結果発表のコメントを参考に、プレイする作品を決めることがある。65人



 順位を参考に作品を選ぶことがある、と回答した方は、全体の58%。過半数に上ります。
 その内ほとんどの方(49人)は、同時にコメントも参考にすると回答しており、順位だけを参考にしているわけではなさそうです。
 しかしそれでも、上位の作品には誘導効果がより強く働くのは間違いないようです。

 ええ、知っていました。順位なんて飾りだの、茶番だの、軽々しく言えるものではない、ということはわかっていました。
 だって、ボク自身両方にチェックを入れて回答してますし。上位ランクインは、プレイしてみる1つのきっかけになってます。
 人気投票だから、順位は必ず出ます。そして高い順位のものは注目を集めます。避けられないし、当然のことです。
 自分の好きな作品に1票でも多く票を集めたい、1位でも上の順位を目指したい、そんな競争心がこの企画の原動力になっています。そこは否定するつもりもなく、否定してはいけないと思ってます。
 フリゲ20XXにはそういう、喧嘩祭りとしての側面が確かにあります。……正直、ボク自身それを楽しんでいます。

 それでもなお、「順位なんて飾り」と、ボクは言い続けるつもりです。
 ボクの目標は、勝ち負けを決めることではありませんから。

 少し、昔話をしましょうか。
 2008年のフリゲ界隈には、非常に危機感を煽られる状況があったんです。
 コンパクが終了、3分ゲーコンテストが終了。夢現は無期限停止中、サニーガールの人気投票も長らく開催されておらず、ウディコンは開催前、自作ゲーコンテストは影も形もありませんでした。
 ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まる前。今振り返ればそう言えるのでしょうが、このまま寂れる一方だった可能性もありました。
 ボクが最も懸念したのは、蛸壺化の進行です。
 ただでさえ少ないフリーゲーマーの間ですら、共通した会話がしづらくなっていると感じていました。隣人がプレイしているゲームを互いに知らないし、名前もわからない。同じ作品をプレイしている仲間内でだけ、その作品のことしか話さず、他のフリゲには目もくれない。そんな人が増えている気がしました。
 吸引力のある場が無くなっていくことで、プレイヤーと作品が出会う機会が減っていました。それはプレイヤー数・作品数の減少に直結し、フリーゲーム全体の衰退につながることが目に見えていました。

 すべてのフリゲ好きが一堂に会し、それぞれの様々なフリゲへの愛を語り、またそれに耳を傾ける場所。ボクはその建築を目指しました。
 そのためには、非常に強力な、それこそすべてを巻き込むだけの吸引力が主柱として必要でした。
 今年公開されたフリゲすべてを、問答無用で一線に並べ、プレイヤーも作者も無く全員で投票するこの形式でなければ、フリゲ20XXは現在ほどの支持を集めることはできなかったでしょう。
 すべてのフリーゲーマーを巻き込む渦を作りたい、という当初の野望にはまだ遠く届きませんが、みなさんの賛同とスタッフの尽力により、なんとか前に進もうとしています。

 特定の作品だけしかプレイしていない方に、あなたのプレイを待っているフリーゲームは山ほどあることを知らせたい。
 自分の知らない作品が上位にランクインしていたら、ガッカリするよりもワクワクするような投票でありたい。
 それがボクの目標です。

 とはいえ、これはあくまでボクの思いであって、強制するものじゃありません。
 無論、順位をおざなりにするつもりも無い。参加者全員がある程度納得のできる集計方法でなければ意味はありませんから、両立しないといけません。
 1つだけ申し上げられることは、傷つけるな、ということです。
 自分の投票した作品が上位でないから、より上位の作品を攻撃したり、他人の好き嫌いを集めた結果でもって作品の優劣のレッテル張りをしたり、そういう人がいる限り、ボクは何度でも、「順位なんて飾りです。えらい人にはそれがわからんのです」と言い続けますよ。
 順位なんてウンコなんです。どんなにインプットが素晴らしい食事であったところで、消化した結果のアウトプットは等しくすべからくウンコなんですよ!
 1票という数字のウンコなんかより、その裏の、「あなたにとって今年いちばんのフリーゲーム」として投票した人ひとりひとりの想いを見てほしい。これは選管としてというより、投票者としてそう思います。
 だから2010年以降、誹謗中傷以外、無効票も含めてすべてのコメントを公開してきました。
 コメントを参考にすると回答した方が多くて、投票者としても選管としても嬉しいです。

 あ、でも「上位のゲーム = 質的に優れたゲーム」という誤解を解くため、「いちばん好きなゲームに投票してください」、と明記するかもしれません。
 この企画はコンテストではありません、人気投票です、というのも明記した方が良さそうです。
 そうすればきっと、「自分は好きじゃないけど一位になりそうなのはコレ」という、作者としてはビミョーな投票も減るんじゃないでしょうか。

誰でも自由に投票できることが重要で、原則規制をするべきではない。41人
今は規制が緩すぎる。もっと投票を制限するべき対象がある。7人



 さて、ここまでで大方針についての説明が終わりました。
 ここから先は、具体的にどう変えていこうか、あるいは変えていかないか、という話に移っていきます。

 まずは、投票者の規制についての方針を尋ねました。
 「今の規制は緩すぎる」と答えた方が7人しかいなかったこと、「原則規制をすべきではない」と答えた方が41人もいたこと。
 どちらにもボクは驚きました。「規制をするべきでない」というのは、結構過激な意見だと思っていたので。
 とはいえ、あくまで「原則」であり、次に個別の規制について聞くと、41人のうち22人が何らかの規制に賛成していました。

多重投票を防止するため、企業、大学等公共機関からの投票や無線回線からの投票は規制するべきだ。21人
プレイせず、動画だけ見て投票することは避けるべきだし、その票は排除するべきだ。37人
海外からの投票は排除するべきだ。2人
悪質な多重投票は、最初の投票も他作品への投票も含めすべて排除し、投票者を永久追放するべきだ。36人
事前のメール登録等による個人照会を導入するべきだ。3人
携帯端末からの投票も、個人が特定できる形で、条件を付けて解禁してほしい。8人



 上から順に、個別に見ていきましょう。

 まず、公共機関や無線回線からの投票規制について。「え?」と思った方、鋭いです。
 フリゲ20XXでは、今日に至るまで、公共機関や無線回線からの投票規制を行ったことはありません。
 それは今まで、学校や企業からの投票は数えるほどしかなく、わざわざ学校から投票せざるを得ない事情を斟酌してのことでした。
 甘すぎると言われればそれまでです。

 が、ここで書いたということはつまり、今後は規制する方針、ということですのでご了承ください。
 諸事情で3週間の間自宅のPCに触れない場合は、後で詳しく書く、ユーザー登録システムで対応する予定です。
 無線回線については、データを収集して、無線回線でしかアクセスしていない方がどの程度いるのか把握の上検討します。

 次に、いわゆる「動画勢」について。
 ボクの想像以上に、根深い忌避感情があることがわかりました。4割が「排除したい」とまで言うとは……。
 システム的に排除することはできませんから、「プレイしたゲームにだけ投票してください」と書けばいいのでしょうか。

 2つコメントを紹介します。
動画だけ見て投票というのは実際にあったのでしょうか? 個人的には、ゲームの投票でこれはやめてほしいと思います。判定しようがないので、最終的には投票者の判断に任せるしかないのでしょうけど、規約には入れてもいいかもしれません。「実況で人気の作品」を選ぶのはニコニコを中心としたコミュニティに任せておけばいいのかなと。フリゲXXは「ゲームをプレイする人」のための企画であってほしいと、個人的には思います。
Q3「プレイせず、動画だけ見て投票することは避けるべきだし、その票は排除するべきだ。」大変悩みました。動画だけの投票はできるだけ避けてほしいと思うのが個人的な意見ですが、排除すべきとまでは思いません。
「遊ぶ」と「見る」では、得られる感情の大きさが比べ物になりませんし、感動も虚無もゲームをプレイをすることで味わってほしいものです。
ただ、動画を見るだけでも「素晴らしい!」と思う人がいて、この企画へ投票しようとまで思うのならば、それは動画を制作した人物がそのゲームに対して並々ならぬ愛を持って伝えた結果なんじゃないだろうか、とも思うのです。
自分は動画界隈に関しては詳しくはありません。ですが、そのフリーゲームへと贈る愛情を排除してしまうのは勿体ないことなんじゃないかと思ってしまうのです。
 1つ目の意見もよくわかるんですが、ボクは今のところ、2つ目の意見に賛同します。
 愛の軽重を測ったり、所属コミュニティによって票を排除するのは、この企画の目指しているところとは合致しません。
 後々プレイヤーになるかもしれない人を、最初に門前払いして出直してこい、と言ったところで戻ってくるかわかりませんし。
 状況は良くなっているとはいえ、ボクは今でも2008年当時の危機感を持ち続けていますからね。
 一致団結なんて気持ち悪いことは言わない。ただ、爪弾きにする余裕なんて無い、ということです。

 そんなボクなので、海外排斥派が少ないことにはほっとしました。
 実は、海外投票の解禁はつい最近で、2011年からなんです。それ以前はサーバのデフォルト設定で海外からのポストが禁止されてました。
 それ以降、海外からの投票で大きく票数を伸ばす作品が時々出ているので、反感を買っていないか不安だったんです。
 今後とも、国内も国外も等しく大切に扱っていきたいです。

 次の、違反者の永久追放については、これは多いだろうと思ってました。
 ただ、「悪質」とはなんなのか、については議論の余地がありますね。
 時々いるんですよ。きっかり1時間おきに同じ作品に票を入れ続けて20票くらい入れちゃう、っていう人が。
 でも、それは機械的に弾いてしまうので、実際は選管含め、誰にも迷惑がかからないんですね。正直どうでもいい。
 じゃあネカフェ巡りをやって多重しよう、とかやられちゃうと、追放することは非常に困難になります。

 ボクはこの件については、「罪を憎んで人を憎まず」の対応を堅持したい、と考えています。
 ただ、ユーザー登録についてはその限りではないです。永久に登録できなくするかもしれません。
 投票自体を制限してしまうと、抜け道探しのイタチごっこになる懸念が強いんです。

 隠したところで周知の事実ですから、明記しますが。
 IPアドレスのみでネットカフェからの投票を弾くことは、この企画の予算(現在0円、完全手弁当)では無理です。
 聞くところによれば月額10万円からのソリューションもあるらしいですが、手が出せるレベルじゃありません。
 可能性があるとしたら、メール登録による個人照会の導入ですが、これはさすがに支持する人が少ないですね。
 正直、まだたったの1000人しか投票していない状態で、敷居を上げるようなことをしてる場合じゃないと思うんですよねボクも。

 携帯電話からの投票は、以前そんな意見を見かけたので項目に入れましたが、数は少ないです。
 とはいえ、少しでも投票者を増やすことにつながるなら、打つ手は打ちたいと思ってます。
 これもユーザー登録で対応する予定です。

今まで以上に広報に力を入れて、新しい投票者層を広げてほしい。50人
もう新しい投票者層は必要ない。宣伝活動も縮小してほしい。1人



 グラフ必要なかったですかね。
 念のため、今の段階で内向きになってる人がいないことを確認するための質問項目でした。
 驚くべきは、宣伝を縮小してほしいという方が1人いたことの方なんですが、コメントを読む限り、積極的に広報を推進する立場なので、多分マークミスかな、と思ってます。

 言うまでもなく、今後とも広報に力を注いでいきますが、どうか引き続きみなさんもご協力いただければ、と思います。
 お知り合いにちょっと声をかける、くらいでもとても助かります。
 また、この企画の公式広報をするのにふさわしい場所があったら教えてほしいです。
 最近は外に向けて発信するチャンネルも増えてきているようなのですが、ボクは把握できてなくて、全然活用できていません。どうかよろしくお願いします。

作者は自作品への投票を呼びかけるべきではない。禁止してほしい。12人
作者はもっと積極的に自作品への投票を呼びかけてほしい。20人



 作者の投票呼びかけについての質問ですが、無回答率が最も高い項目でした。
 コメントを見ても、意見はかなり割れています。

 まず、禁止派の代表的意見が、最初にコメントを引用したあの方ですね。「作者の呼びかけ = 組織票 = 不公平」という考え方です。
 一方、推進派の意見。最もラジカルなコメントを紹介しましょう。
公式に、作者の自作品への投票の呼びかけを認めることで、
外部への告知、PR合戦の盛り上がりなどが楽しめたらなと。

例えば、選挙ポスターみたいなリンクバナーを作って並べたり、
「自作品への投票を呼びかけるためのゲーム」なんかまで作る作者がいたりしても
お祭り騒ぎができて面白いかも
 この方です、宣伝活動を縮小する方にチェックを入れたのは。マークミスですよね、きっと。
 この方がチェックした項目を見ると、なかなか面白い方向性が出てるんです。
 1人1票、メールによる個人照会を導入して海外勢や動画勢を排除した上で、広報はド派手にやって競争心を煽ろう、という感じで。最萌投票に近い方向性かな、という印象がありますね。

 どちらにもチェックを入れなかった方からは、こんなコメントがありました。該当部分を抜粋します。
『作者の投票への呼びかけ』についてどちらにもチェックを入れなかった理由
これは作者が直接関与しない、あずかり知らない所で発生するイベントである以上、作者の自由(≒関与せず)であるべきと考えています。
 ボクの意見を順に、まずは「組織票」について述べていきます。
 というかですね、「組織票」とは何か、それがなぜ公平で無いと言えるのか、ボクはまったく納得ができてないんですよ。
 組織で決めた候補以外に投票したら、村で生きていけなくなるとか、会社で冷や飯を食らうことになるとか、そういうことならば決して許されない、基本的人権に対する冒涜ですよ。
 しかし、インターネットの人気投票で、そんなこと起きるんですか?
 そもそも「組織」ってなんですか? 大辞泉によれば「一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団」だそうですけど、同じゲームが好きな仲間、これも「組織」なんですか?
 作者の呼びかけが「組織票」と言うなら、ファンの呼びかけ、これは「組織票」じゃないんですか?
 誰もが納得できる明白な定義が無い以上、「組織票」という言葉がひどく恣意的なものにしか思えないんですよね、ボクには。

 人気投票は、投票を知っている人数が増えるほど公平です。
 すべての作者がこの企画への投票を呼びかけることはあり得ない以上、呼びかけた作品と呼びかけなかった作品で、周知の度合いに差が生じることは避けられません。
 しかし、それを恐れて作者の投票呼びかけを禁止するのは、公平性という意味でも本末転倒でしかないんじゃありませんか?
 みなさんのご協力で、なんとか投票者数1000人を超えましたが、正直1000人ではまだまだ全然足りないんです。
 手段を選んだり、牽制し合ったりしている余裕は無いんですよ、ボクの立場から言うと。
 呼びかけがあったところで、好きでもない作品に投票する人なんていないし、1人複数作品に投票できる以上、他の作品の票を奪うことにもなりません。
 だから、プレイヤーの皆さんも、作者の皆さんも、負けじとどんどん投票を呼びかけてほしい。
 その想いから、前年2013年以降、作者の投票呼びかけはぜひどんどんやってほしい、とアナウンスを出すことに決めました。

 ただ、ボクの目標は競争するところには無いので、あまり煽りすぎるのも、問題が大きくなると思ってます。
 それに、プレイヤーの方にしろ、作者の方にしろ、ボクから言えることはあくまで「お願い」です。
 我関せず、という態度を否定することはできません。

 こんなコメントもありました。
気になっているというのは「製作者がエントリーした覚えもない」のに勝手に順位が付けられ、どんどんと広報されている点なのです。
フリゲファンが増えること、これは素晴らしいです。
その一方でファンの行動のせいだけで製作者さんがやり玉になったりするのは不安に思います。
みんな楽しんでいることも他意はないことも、わかってます。
でも、ほとんどの製作者さんがたった一人で余暇を使って製作からサポートまでしているのです。
趣味で公開しているだけの一個人にあまりに重いものを背負わせていないかというのが気になります。
一度製作者サイドにも寄り添うべきではないのかと、これほどまでに影響のあるコンテストなのに知らんぷりでいるのは、歪みを感じます。
もっとも、主催者さんが大事な時間を使って行っているコンテストです。
主催者さんの考えで行くもまた1つの道だとは思います。
 作者の同意を得ない、勝手投票である、という点もフリゲ20XXの特徴です。
 全員参加で、すべてのフリゲを対象としているからこそ、当企画は「フリゲ20XX」を名乗ることができる、という自負もあります。
 2008年以降、様々な類似の企画も発生していますが、すべてのフリゲを等しく扱っているのは当企画だけです。

 作者の同意を得ていないからといって、後ろめたさを感じなきゃいけないか、そんなことはないと思います。
 フリーゲームが公開された時点で、プレイヤーは、その作品について意見を持つ自由があります。批判するのも、比較するのも自由です。
 その自由を奪うことはできません。意見を言われたくないなら、公開しない。それ以外の方法はありません。
 無論作者も、プレイヤーの意見を聞かなくていい権利があります。
 そして、自分の意見を聞かないからと言って、誹謗中傷等の攻撃をするなら、それは犯罪行為です。
 真に憎むべきは、フリゲ20XXを笠に着た犯罪行為であり、そこについては知らんぷりをするつもりはありません。

 上の方の意見から透けて見えるのは、「時間を使っている人に対する負い目」です。これもよく見る意見です。
 作者さんは作品を作るために時間を使っている、だからえらい、言うことを聞かなきゃいけない。
 ボクはフリゲ20XXのために時間を使っている、だからえらい、言うことを聞かなきゃいけない。
 そんな「敬意」、ボクは少なくとも要らないんですよ。ボクは好きなもののために好きに時間を使ってるだけなんです。
 かしこまって何も言わないよりも、遠慮せず意見を言ってくれた方が嬉しいんです。たとえそれが受け入れられない意見であったとしても、です。

 最初にコメントを紹介した方に、こうお伝えしたい。
 作者である以上、自分が作った作品がいちばんだと信じるものですし、自作が1位にならない人気投票なんて要らない、という人もいるでしょう。ボクにはその気持ちがわかります。
 事実、この企画はクソです。フリゲ界すべてを巻き込もうと大言しながら、まったくできていない弱小企画です。
 しかし、できればクソになる前の、熱い想いで1票を投じた方の気持ちを、思ってみてはくれませんか。
 たった1票であっても、その人は、わざわざこの弱小企画のサイトを閲覧して、あなたの作品名を書いて、あなたの作品がいちばんだと投票したんです。
 それって、すごいことだと思いませんか?

多少投票の利便性が失われても、厳格で信用できる結果を最優先してほしい。24人
多少厳密性が損なわれても、快適に投票できることを最優先してほしい。30人



 一連の質問の締めくくりですが、これもずいぶんときれいに分かれました。
 今と比べて、の一言があった方がわかりやすかったかもしれません。
 規制の対象を次々と尋ねたあとの質問なので、厳格な方に誘導するような質問構成になっていますが、快適な方もかなり票を集めています。

 コメントでは、あまり厳格にやらなくていいという意見が複数ありました。抜粋します。
投票というシステムである以上、どんなシステムにしたところで工作はどこかしらに存在すると思う。それを踏まえた上で管理者として疑わしきは罰せずの精神は悪くはないと思う。
投票規則については、あまり厳密にしすぎないほうがいいと思う。
あまりがんじがらめになって息苦しくなってもいけないので。
みんなで選ぶフリゲ音楽でもそうだが、特にフリゲに関しては高順位=優れた作品
ではなく高順位=より多くの人々に支持された作品な側面が強いのもある。
ただ、スクリプトを組んでの大量投票くらいは禁止してもいいかも。
ネットの投票において何をもって「厳密」とするかはなかなかに難しい問題ですね。
また、厳密さを過剰に追求した場合、その厳密さ(正確さ)に対しユーザから謂れのない責任を負わされるような形にもなり兼ねないので、有志のイベントとしてはリスクが高いように思われます。
ただ、投票システムでカバー出来る部分は押さえておく越したことはない、という意味で「多少投票の利便性が失われても、厳格で信用できる結果を最優先してほしい」にチェックを入れさせて頂きました。
 少しだけ補足しますと、スクリプト荒らしはII-i-3「不正な手段による投票」扱いで無効票ですからね。お間違えなく。
 2つ目の意見と3つ目の意見は、どちらも重要な指摘だと思います。ありがとうございます。
 あまり厳密じゃないことを強調しすぎるのも問題ですから、システム的に押さえられるところは今まで以上にしっかりしていきます。

 一方で、新しいルールを提案してくれた方や、厳密でなくてもいいけど、でも、という形で提案してくれた方もいました。
 コメント返信のところで回答します。

 ……次の項目は、ごめんなさい。
 最初から聞こうとは思っていたんですが、当初抜けてしまって、慌てて追加した項目です。
 なので、この項目に回答できた方は67人と、他の項目より少なくなってしまいました。

「今年の」ベストフリーゲームなのだから、今年初公開された作品以外はすべて無効にするべきだ。18人
去年上位だった作品が、連続して上位になるのは違和感がある。ある程度上位になった作品は殿堂入りにするべきだ。31人
今年初公開でないものにも投票したいので、初公開に限定されると困る。7人
今年更新があったか、調べて投票するのは面倒だ。更新の有無にかかわらず有効にしてほしい。3人


『去年上位だった作品が、連続して上位になるのは違和感がある。ある程度上位になった作品は殿堂入りにするべきだ。』に強く賛成。
 思いつきで入れた殿堂入りシステムですけど、支持率高いですね。
 まずは、今までの投票結果から、どれだけの作品が複数年、10位以内にランクインしたことがあるか整理しましょう。

1年目2年目3年目
Elona(2008-2010)2位7位5位
冠を持つ神の手(2009-2010)2位7位
らんだむダンジョン(2009-2011)3位1位7位
ヴァーレントゥーガ(2009-2010)10位3位
四月馬鹿達の宴(2010-2011)2位6位
東方自然癒(2011-2012)2位6位
魔法少女(2012-)9位3位


 こうしてまとめると、らんダンはやはり強かったんだな、という印象があります。
 前年2位だった作品が、翌年7位前後にランクインするケースが多いですね。昨年の2位についてはその心配はなさそうですけど。
 この投票で知って、プレイしたのが翌年で、でも翌年も投票可能だったから投票した、という感じじゃないでしょうか。

 コメントも、この違和感については触れていました。
○システムの抜本的な変革を行ったわけでもない、追加的なゲーム更新のみで投票可扱いになるのは違和感を感じる

○既に公開済みだが未完成扱いで投票不可であった作品は、今後「今年初公開以外を完全に無効とする」仕様になったとしても完成時には投票可であるべき
○逆に未完成といいつつEDまでプレイできユーザー間で話題になったにも関わらず投票できないのは疑問。もしそれがなんらかのコンテストに体験版以外の形で参加していたのであれば投票を可能とすべきではないか。勿論、その後作者が言う完成版が出たとしても投票不可であるべき
同じゲームが何度もランクインしているのは違和感があるのは確か。できれば、その年更新でも、ただのバグ取りではなく、内容に実質的な更新があったものに限定したい。ただ、具体的な定義づけも更新の確認も非常に手間がかかってしまうので、労力がかかりすぎるようなら、無理に規制しない方がいいと思う。
 一方で、こんな意見も。
芸術作品はその時の話題性が重要と思います。ゆえに公開時期での制限は不適当と考えます。
このイベントの趣旨は人々が好きになった物を思い思いに投票する物だと書いてありましたので
レギュ読む前は『今年の~』は今年話題になった、と解釈していた位です。
 実は、当初狙っていたのはこのコメントの方向だったんですよね。

 フリゲ2008を立ち上げたとき意識したのは、当時休止中だった夢現のフリーゲーム大賞でした。
 当時のフリーゲーム大賞は、今年復活したものとはまったく違いました。
 Valkyrieさんがレビューを書いた全作品の中での人気投票で、不定期開催、投票受付期間が3ヶ月から1年以上と非常に長い、という点に特徴があり……結果として、いつも同じ作品が上位にランクインして、毎回代わり映えしない、多重投票が多い、という問題点がありました。
 それはさすがに問題だろうと、投票受付期間を3週間に絞り、1人で1作品には1票という制限を設け、そして投票対象を絞り込みました。
 「期間内に最新のバージョンとして公開されたフリーゲームを投票対象とする」という、フリゲ20XX独特の規約はつまり、同じ顔ぶれになることを防止する、程度の狙いしか無かったのです。毎年の新作のランクを狙ってやった訳ではないんです。
 公開年月日で絞るというアイディアはありましたが、確認・検証に手間がかかる懸念があり、かつフリゲ2010のとき書いたとおりで、前年ノミネート作品にも関わらず票数を集めてるんだから、話題性の意味で取り上げる方が自然だろう、という判断もあって、現行ルールとしました。
 公開時期では制限せず、「あなたが今年遊んだゲームの中で」選ぶ、というアイディアもあったのですが、機械的に判断できない以上、結局同じ作品に投票し続ける人が出るのではないか、という懸念があり、採用に至りませんでした。
 毎年毎年1つのフリゲをプレイし続ける方もいるんですが、そういう人にも、たまには別の作品をプレイして欲しい、という狙いもあったんです。

 つまり、現行の投票対象にあまり強いこだわりが有るわけではないんですね、ボクには。
 以下の2つの懸念がクリアできれば、殿堂入りシステムや、初公開による投票対象規定に移行しても構わないと思います。

 1つは、確認の手間。
 去年の選管のメンバーにも聞いてみますが、ボクの経験だと、履歴が一切記録されていなくて、アーカイブのタイムスタンプやVectorの公開年月日からしか、最新版の公開年月日がわからないケースって結構あるんですね。その場合、初公開年月日を特定するのはほとんど無理です。
 これは選管だけじゃなく、投票者にとっても手間になってはいけません。現時点ですら、確認が面倒という人もいるんです。
 殿堂入り制度でも同じことで、投票者の手間にならないように、おそらくはトップページで大きく「次の作品は殿堂入りなので、無効票とします」と告知する必要があります。そのことで逆に注目される可能性があっても、です。

 もう1つは、投票している人の納得感。
 「数字では無く、その裏にいる人のことを考えろ」。この場合も同じことが言えます。
 たとえば、前年の3位以上は殿堂入りにしていたら、フリゲ2010のらんダン1位は無かったでしょう。
 その時らんダンに投票した96人は、はたして納得して別の作品に投票したでしょうか。それとも投票自体を見送ったでしょうか。
 そして、らんダンがない2010年のランキングに納得したでしょうか。

 いや、悠遠物語とフリゲ2012に読み替えて、同じことも言えるんですけど。
 しかし体験版規定の方には、「作者が完成版相当でないと表明しているから」というエクスキューズがあるのです。
 (体験版規定は当初、後出しでシェアウェア化することに対する警戒の意味で付けた気がしますが。)
 一方殿堂入りの方は、去年投票した人や結果を見た人が、新しい結果を見たいから、という理屈でしかなくて。
 今年始めて投票する人は、去年のことなんて知らないよ、同じ投票者なのになんでこちらの思いが通らないのか、と思うんじゃないでしょうか。

 うーん、やっぱり自由を原則と考えてるボクには、殿堂入りシステムはあまり魅力的に思えません。
 ボクとしては、「規約なんか読まねえ! 無効票なんて知らねえ! 俺は俺の今年のベストに入れる!」って投票してくれた方が嬉しいんですが、なかなかそうはなりませんよね……。
 実際、去年の最終日にCresteajuに投票があったときは、選管一同大いに盛り上がったものです。思わずガッツポーズが出ましたねボクも。

 この件、ちょっと持ち帰り検討させてください。選管メンバーと揉みます。
 もし規約を変える場合でも、その前に必ず事前の投票等で、みなさんの合意の元で進めていきます。

※付記(2014.9.23)
 昨年の選管で話し合った結果、以下の通りの対応を決定しました。
  • フリゲ2014では、投票対象についての規約変更は行わない。
  • 従来10位圏内の作品に対し行っていた、結果発表トップページ太枠での紹介の対象を、以下の通り拡大する。
    • 10位圏内の作品は、無条件に太枠で紹介する。
    • 10位圏内に以前太枠で紹介された作品がある場合は、今まで太枠で紹介されていない作品を上位から、10作品以上含まれるように太枠で紹介する。
  • 例: フリゲ2010で適用した場合、「ブルーバレット」「エニスの商人」「ドリル魔王」を追加で太枠紹介する。
    フリゲ2013なら「遺跡島と7つのまほう」が対象。10位圏外の過去のノミネートは考慮しない。
 これで、以前の上位作品が再び上位に入り、新作の影が薄くなるという懸念は解消できるかと思っています。
 今年の対策はあくまで、影響を最小範囲におさえて様子を見るための変更です。今後の規約改定は結果次第で検討します。
 ただし、初公開日による判定は、確定できない作品が多く不可能、という結論になりましたので、検討対象から外しました。
 また、更新内容の規模によるフィルタは、定量化する方法がなく、これも検討対象から外しています。

 以上、ここまでがQ3でした。

Q4. 以下の中で、もしあったらほしい機能にチェックを入れてください。

 さて、ここまでで何回か出てきている「ユーザー登録」なる単語。
 現在、今まで使用してきたfutomiさん作「投票CGI 清き一票!」に代わる、新しい投票CGIを作成中です。
 とてもよくできたCGIで、自由記入式の投票に改造することが容易だったので、今まで使い続けてきましたが、今回のような多問多答式のアンケートには向いておらず、メールアドレス等の個人情報を扱うには力不足です。
 そして、これは誠に残念ながら、「清き一票!」というCGI名が、このフリゲ20XXにはあまり即していないこと、これが決定打になりました。

 みなさんに聞いた、欲しい新機能の回答は次の通りとなりました。

リアルタイムの投票結果確認機能22人
リアルタイムのコメント閲覧機能25人
リコメンド機能31人
登録会員限定の携帯端末からの投票機能6人
投票内容修正機能24人
現状で満足している。新しい機能は必要ない。20人



 まず、新しい機能そのものに対する積極的な反対は、2割ほどにとどまりました。
 これは、現状特に問題なく機能しているシステムとしては低すぎる数値、と言わざるを得ません。
 現在ある機能や使い勝手については下手にいじらず、そのまま維持していきますので、現状維持派の方にも邪魔にならない改善ができるかと思います。

 リアルタイムの投票結果確認とリアルタイムのコメント閲覧機能は、そこそこ票を集めました。
 実は、リアルタイムの結果確認機能は、「清き一票!」にも存在していました。しかも豪華に棒グラフ表示で。
 しかし、それをオンにしなかったのは、みなさんが懸念した点をボクも懸念したからです。
途中経過はあったほうがリマインドになって良いと思うのですが
リアルタイムまでするとやり過ぎになってしまうかと思います。
リアルタイムの投票結果確認は工作につながりやすいのであまり好きではないが、自分がやった作品で1票も入ってない作品があったらとりあえず投票したくなるので前回のように中間発表があるとうれしい。
 リアルタイムだと検閲ができないので、悪意ある人のアピールタイムになってしまう懸念があるんですよね。
 投票項目にしても、表記揺れの部分は結局人手で判断しないといけないので、悪意ある人が書き方を何通りにもわけて投票してくる可能性があります。
 それにしても、一週間に一回しか更新が無いのは飽きにつながりますから、ユーザー登録の特典として、直近のコメント数件分を表示する、というのはアリかもしれません。
 読まれることを意識して、よりアピール力の高いコメントが増えるかもしれませんよね。

 次の機能以降は、ユーザー登録で個人を識別することが前提のものです。
 まずは一番人気だったリコメンド機能。これはちょっと意外でした。
リコメンド機能はいらんww
 というコメントもあったのですが、おおむね好評をいただきました。
リコメンド機能は自分と嗜好の似た者がやっているゲームを探すのに役立ちそう
自分としてはこのランキングは新たなゲームを探すのに使いたいので・・・。
 ただしこの機能、1人が2票以上投票するのが前提になるんですよね。
 今まで1票しか入れていない人もチェックを入れてるので、あるいはリコメンドがあればもっと投票したい、という方もいるのかもしれませんが。
 1回、去年のデータでどんなリコメンドが作られるのか試してみます。
 使い物にならなそうだったら、ちょっとこの機能は保留で。

 携帯電話からの投票ですが、もともとはこれをきっかけにユーザー登録制を考えたのでした。
 ただ、これだけだとメリットが薄く、わざわざ登録するよりも、と不正手段に走る人がいそうなので、もうちょっと付加価値を付けたいのです。
 携帯電話からの投票だけでは、いまいち訴求力も高くありませんからね。
 定着してもらうためにも、できれば登録ユーザー数をそれなりに確保して、ニーズの分析等行っていきたいです。

 投票内容の修正機能も、ニーズがかなり高かったです。
 やはりコメントを考えるのにみなさん苦労しているんでしょうね……。
 ただ、修正できるようにしても、投票対象の変更や削除には対応したくないです。
 何作品でも投票できるのに、一度投票しておきながら取り下げるとはそれは何事だと思ってますからね。婚約破棄にも等しい。
 中間順位にも響いてしまいますから、あくまでコメントの編集機能だけにとどめておきたいところです。

 以上を踏まえ、どんなシステムを設計するかの青写真は最後、コメントの返信まで終わってから発表します。

Q5. 「フリゲ20XX」についてのご意見、ご要望、ご提案を自由にご記入ください。

 それでは、今まで紹介していないコメントについて、順不同でどんどんお返事を書いていきます。
 まずは、この方かな。
主旨自体はとても素晴らしいが、ランキングを見るととてもその年のベストとは思えない。
広く浅くというのは激辛レビューサイトの意志とは反するのではないか。
 すみません、まじめにご意見いただいたのはわかってるんですが。
 激辛の意志って何よ? というところでちょっぴり笑ってしまいました。ごめんなさい。

 この企画と激辛の関係については、実に誤解されやすいところなので改めて明記します。
 激辛とフリゲ20XXには運営上、なんの関係もありません。
 赤松は長いこと激辛のレビュワーをやってますし、そのツテで激辛のトップページにリンクしてもらっており、そこからのビジターが7~8割を占めている、という事実はあります。
 しかし、あくまでこの企画は赤松が個人的に始めたものであり、それこそ「激辛の意志」の介入はありません。

 激辛からの動員は非常に貴重なんですが、一定数存在する激辛アンチにはマイナスアピールになってしまっているのが悩みどころです。
 すべてを巻き込むという大目標から言っても、あまり特定の党派色を打ち出すのは得策ではないです。だからチャンネルをどんどん開拓していきたいです。
 ボクの主義主張が気持ち悪いって人はたくさんいると思うんですが、そんな人にとっても「利用価値がある」場所にしていきたいと思ってます。
 こんな長い文章は、嫌いな人だったら読むまいと思って、今回は好きに書かせてもらっている次第。

 「その年のベストとは思えない」というのは、実は新作ベストを目指したものでは無かった、というところで説明できるかと思います。
○ジャンル別ランキングが欲しい。ジャンル毎の伝播/波及効果に差がありすぎるため、今後特に弱小ジャンルを守る必要がある
ジャンルで分けて投票、というのはどうでしょうか。例えば、RPG部門、アクション部門など。新作と、アップデート作品を分けて投票してみるとかも面白いかも。もっとも、フリゲにはジャンル分け困難な作品も数多くありますし、そもそもジャンルを分けるところから難しい(何故このジャンルが無い! などと揉めることが容易に予想可能)と思いますので、あくまでも一つのアイディアとして……。
 次はジャンルごと投票のご提案。アファーマティブ・アクションというやつですね。
 たしかに、RPGは毎年強いです。トップ10がほぼすべてRPGだった年もあったくらいです。これは歴史的経緯によるものが大きいです。
 一方でアクションやシューティングは、既に有名RPGを公開している作者さんの作品がいくつか上位に入る程度、という。

 投票窓口を分けるのは、投票者の負担が増えますし、すべてのフリゲを横並びで、というボクの気持ちからするとちょっとずれるかもしれません。
 が、将来的に、結果発表の一覧をジャンルで絞り込みできるようにするのは面白そうです。
 いつ実現できるかはわかりませんし、運営上の問題もあるかもしれませんが、検討します。

 そういえば、この投票ではアドベンチャーやノベルが弱いんですよね。
 投票集団の偏りはきっとあると思います。昨年の2位で流れが変わるといいんですけど。
 などと思っていたら、同じ方からこんなコメントが。
○選択肢など最低限のインタラクティブ性やルール等が確保されないビジュアルノベルをゲーム扱いにすべきでない
 すいません、部分部分を切り出してしまうと、全体の趣旨が読めませんよね。
 抜粋ではなく、全文ちゃんと掲載します。
○システムの抜本的な変革を行ったわけでもない、追加的なゲーム更新のみで投票可扱いになるのは違和感を感じる
○選択肢など最低限のインタラクティブ性やルール等が確保されないビジュアルノベルをゲーム扱いにすべきでない
○既に公開済みだが未完成扱いで投票不可であった作品は、今後「今年初公開以外を完全に無効とする」仕様になったとしても完成時には投票可であるべき
○逆に未完成といいつつEDまでプレイできユーザー間で話題になったにも関わらず投票できないのは疑問。もしそれがなんらかのコンテストに体験版以外の形で参加していたのであれば投票を可能とすべきではないか。勿論、その後作者が言う完成版が出たとしても投票不可であるべき
○ジャンル別ランキングが欲しい。ジャンル毎の伝播/波及効果に差がありすぎるため、今後特に弱小ジャンルを守る必要がある
○年末の紅白等の作品群の投票が無効なのは違和感。翌年投票はムズムズ
 公開時期についての話はおおむねお答えしましたが、やはり対象変更の議論は体験版を含めてやらないとダメですねー。あと連載についても。
 体験版の扱いについてだけ、作者の意思を持ち出すのはどうなの? という議論もありそうです。

 ビジュアルノベルについて。
 「何がゲームなのか」という話に触れると泥沼なので、「フリーゲームを対象とする」と書きながら、具体的なフリーゲームの定義をしない、という規約になっています。
 つまり、選管の胸先三寸で、フリーゲームでないと判断したものは無効にします、と。そうとしか定義できないんです。
 フリーのビジュアルノベルについて限って言えば、伝統的に「フリーゲーム」として扱われており、それ以外の受け皿もありませんから、今後ともフリーゲームとして扱う方針に変わりはないです。

 VIP紅白は、投票時期を決める際まったく考慮していませんでした。
 しかし、フリゲ20XXの方が結果発表が早いので、投票対象にしてしまうとそちらに迷惑がかかるのではないか、と懸念しています。
 コンテスト出品作品でない場合、12月に公開した作品が即12月中に大きな反響を呼ぶかどうかは、運が大きく作用する感覚があります。
 不具合修正も考えられますし、来年に回した方が万全の状態で評価できるのではないかと思っています。
うーん。部門を2つくらいに分けるのは、どうでしょうか?
総合部門と コア部門 みたいな。
総合部門は従来通りのもの。
コア部門は万人受けはしないけど個人的にはすごい好きってなもの。
 こういう部門分け案も出ました。これも一種のアファーマティブ・アクションのアイディアです。
 この企画はコンテストではないので、作品の優劣を競う場所ではないんですね。そこがウディコンやフリーゲーム大賞と異なるところです。
 しかし、「ゲームとしての出来が良いし、感心するんだけど、個人的にいまいち好きじゃないんだよなー」という作品、
 「いろいろゲームとしてはダメなんだけど、俺はこいつが好きなんだよ!」という作品、両方あった時にどちらに投票するか。
 ボクとしては、どちらかと言えば後者の方がフリゲ20XXの投票対象としてふさわしいと思います。が、票は集まらないんですよね……。

 先述の通り、ボクは部門を分けることについては消極的ですけど、もしかしたらリコメンド機能が、このニーズを満たしてくれるかもしれません。
中間発表時点で名前の上がったタイトルを投票フォームにコピペしやすくなる。中間発表以降、投票数の増加傾向があるのであれば、票に偏りが出るので改善の余地があるかと思います。
 次のコメントは中間発表について。
 これ、便利なんですよね。投票する立場としても、集計する立場としても。表記揺れがだいぶ減るんです。
 票に偏りが出るのか、というと、厳密に測定するのは難しいです。なんとも言えません。
 トップ5だけ発表しているのは、明らかに煽りですが、こういうのがないと盛り上がらない面もありますし。
 去年は割と満遍なく、毎日新規ノミネートがありましたから、中間集計に載らなかったからと言って、大きく不利になるものでもないと思ってます。
 参加者を増やすほど公平、の原則から、若干の偏りが生じても、必要悪ではないかな、という感覚です。
自分が面白い、お勧めしたいというゲームは何作品でも投票したいです。
ですが1位3票、2位2票…という形でもいいと思います

多重投稿に関しては、「この作品を応援したい」という気持ち程度ならいいですけど
度を越えるものに関しては規制してほしいと思います。
 票に重みを付けるアイディアですが、すいませんがこれはノーです。
 「すべての票が等しく誰かにとってのいちばん」という原則は、この企画にとって非常に重要なものです。
 だからこそ、この企画には「1票だけど獲得した!」と喜ぶ作者さんがいるんです。
■基礎ルール
※ゲームごとのコメントの記入が無い票は無効。
ゲームごとのコメントか、下部のコメント欄のどちらかに一言添える。

■修正について
修正時は、修正点を書いて再度送ること。

■禁止行為
・1人1回、多重投票禁止
(やはり、禁止にしてほしい。真剣に選んだ1回だからこそ意味がある)
・携帯端末、ネットカフェ・学校・職場などの公共PC、モバイル端末利用の回線からの投票は無効に
してほしい。
・「怪しい投票を無効票にする」「多重投票が発覚した場合、全ての投票を無効にする」
と厳しく手段を取るべき。
・ここのフォームも、半角800文字以内ではなく、倍増やしてほしい。(今回のこれ、内容すごく削りました)
 がっつりとアイディアを書いてもらいました。
 目新しいのはコメント必須のところですね。ただ、コメント必須って、敷居が高くなるだけであまり嬉しくないことになりませんかね。
 コメントが思いつかず「よろしくお願いします」とだけ書いて送る人もいるでしょうし、口下手のコンプレックスから、熱意はあっても投票をやめてしまう人もいるでしょう。
 コメント任意だからこそ、敢えて書いたコメントに重みがある。そう思うのですが、どうでしょうか。

 今回、意見を述べるには半角800字は少なすぎたと思います。そこは反省点です。
 作品についての愛情であれば、半角800字で伝えられるだけ伝えることは可能だと思うのですが……やはり少ないですか。
 全角800字に増やす方向で検討します。
重複投票はやめてほしいですが、現状の連投規制が問題なく機能しているように感じますので、これ以上利便性を下げてまで規制の必要はないかなと思います。
逆に、連投規制のため締切近辺になると「ここから1時間1本(でしたっけ)では挙げたい作品を全部挙げるのギリギリだ……!」みたいになるので(最終日、タイマーかけながら投票してました)、「同じ作品でなければ」連投もできるとありがたいですね。

動画だけ見て投票というのは実際にあったのでしょうか? 個人的には、ゲームの投票でこれはやめてほしいと思います。判定しようがないので、最終的には投票者の判断に任せるしかないのでしょうけど、規約には入れてもいいかもしれません。「実況で人気の作品」を選ぶのはニコニコを中心としたコミュニティに任せておけばいいのかなと。フリゲXXは「ゲームをプレイする人」のための企画であってほしいと、個人的には思います。
 前に部分だけ取り上げた方の全文です。
 1時間の連投規制について。
 これ、確かネカフェの初回料金が1時間のところが多いのを根拠としていた記憶があります。
 1時間1本にしておけば、複数の作品で多重投票するのが面倒になるだろう、という期待からやっているので、別作品だろうと1時間の規制は維持したいです。
 これもユーザー登録によって大幅に緩和することを考えています。
「フリゲ20XX」企画は、もっと多くの人に知られて欲しいと思っています。
その時の流行りで、ヒット作一本にだけ投票した人も、投票結果はどうなったのか見に来るでしょう。そうなると、他の投票作にも日の目が当たる機会が増えると考えております。

また、例えばお絵描き掲示板やニコニコ静画、Pixivのタグなどを利用して、応援イラストで繋がれるようにするのはどうでしょうか。
一部のフリゲ系サークルで、キャラ人気投票にお絵描き掲示板を併設し、推しキャラを描けるようにしているところがありますが、なかなか良いものでした。
できれば作者さんから「フリゲ20XX用に限る」という但し書きつきで、プレイ動画を使った応援動画などを気軽に作れる環境になるともっとありがたいのですが……。

長文失礼いたしました。
ツイッターも拝見しております。いつも応援しております。
これからも活動、がんばってください。
支援物資(ファンアート等)の投稿などができると面白いと思います
自分のtwitter垢なりでやれって話かもしれませんが

一フリゲ愛好家として、毎年楽しく投票に参加させていただいております
毎年膨大な量の作業をこなしている赤松さんには頭が下がる思いです。
時間とスキルの都合上直接的なお手伝いには加われないことを申し訳なく思いつつ、陰ながら応援しております、
 そうですね、支援絵はあると盛り上がりますよね!
 「あの人に聞きたい!」では専用の絵板を用意しているんですが、著作権問題が怖かったので、画像掲示板ではなくお絵かき掲示板にしたんですね。
 それがまあ、動かないということで、大変評判が悪い。
 お絵かき掲示板も設置した上で、Pixivやニコ静とも連携できるように作った方が良さそうです。
どういうゲームかわかるように、上位のゲームのプレイ中の画面画像などが欲しい
Twitterで感想などを呟けるようにしてほしい
上位のゲームだけでも専門家の見方や感想を聞いてみたい
どういうゲームが好まれているのか、どういう層に人気なのかなどの分析データを見てみたい
 分析データ、というほど大層なものは用意できませんが、リコメンド機能でそのニーズも満たせるかもしれません。
 Twitter連携は今までも仕込んでますが、企画についてのtweetではなく、作品についての、という意味でしょうか。
 それは是非とも、各人で存分にやっていただければと思います。お願いします。
 画面写真はあるとたしかに嬉しいですが、手間としてちょっと厳しいかもしれません。

 専門家を呼ぶのは、ファンが勝手にやっている投票、という性質からは外れると思いますが、一般論としてそういうのって重要ですよね。
 コンパクはゲームライター等のゲームのプロが評価していたからこその信憑性があったわけで。
 今なら自作ゲームコンテストがその役割を担ってくれそうな気がしてます。
ベストフリゲ投票はあくまで「優劣を競う場」ではなく「作品への愛を語り、より多くの作品に興味を持ってもらう場」だと私自身考えているので
投票規制自体は従来通りの規制くらいで構わないと考えています。
ただしあからさまに怪しい作品や個人への名誉棄損的作品への投票、および明らかにわかる組織票は無効票にするべきですね(確かこれも去年やってたような)
ウディコンの結果投票もちょっと工夫を凝らそうとしてる今年に、ベストフリゲ投票に対してもこのような意識調査を行うことについてこの場で深い感謝を私のほうからさせていただきます。
 名誉毀損的作品の除外は、去年初めて行った対応です。できればもうやりたくないですね。あれは大変でした。
 ただ、それ以外の投票行動については、あの方は規約違反はしていないわけで。
 いかに粘着的でも、そこにあるのが愛か憎悪かわからなくても、ルールに則って対応することが重要だと感じました。

 あ、類似企画が増えてきてるので、略称は公式には「フリゲ20XX」で統一します。今年なら「フリゲ2014」ですね。
 紛らわしくて区別が必要な場合は、「あなたが選ぶ」を付けてください。
 この冠を付けられるのは、この企画だけだという自負があります。
投票規則については、あまり厳密にしすぎないほうがいいと思う。
あまりがんじがらめになって息苦しくなってもいけないので。
みんなで選ぶフリゲ音楽でもそうだが、特にフリゲに関しては高順位=優れた作品
ではなく高順位=より多くの人々に支持された作品な側面が強いのもある。
ただ、スクリプトを組んでの大量投票くらいは禁止してもいいかも。

同じゲームが何度もランクインしているのは違和感があるのは確か。できれば、その年更新でも、ただのバグ取りではなく、内容に実質的な更新があったものに限定したい。ただ、具体的な定義づけも更新の確認も非常に手間がかかってしまうので、労力がかかりすぎるようなら、無理に規制しない方がいいと思う。

リコメンド機能は自分と嗜好の似た者がやっているゲームを探すのに役立ちそう
自分としてはこのランキングは新たなゲームを探すのに使いたいので・・・。
上位の作品の順位と、ランク外の作品のコメントに注視している為両方チェック

『作者の投票への呼びかけ』についてどちらにもチェックを入れなかった理由
これは作者が直接関与しない、あずかり知らない所で発生するイベントである以上、作者の自由(≒関与せず)であるべきと考えています。

芸術作品はその時の話題性が重要と思います。ゆえに公開時期での制限は不適当と考えます。
このイベントの趣旨は人々が好きになった物を思い思いに投票する物だと書いてありましたので
レギュ読む前は『今年の~』は今年話題になった、と解釈していた位です。

途中経過はあったほうがリマインドになって良いと思うのですが
リアルタイムまでするとやり過ぎになってしまうかと思います。

このアンケート自体、firefoxでフォームやプルダウンをクリックすると『まだ一回も投票していない』にチェックされて画面が飛ぶ現象がありました。
 このお2方は、ここまででコメントのほとんどを抜粋してしまいましたから、返答は良さそうですかね。
 Firefoxでの不具合は、結局原因がつかめませんでした。なんでしょうね……Firefoxの不具合のような気もするのですが。
順位を決めるというより、自分のアンテナに入らなかった作品を見つける場、また、自分のおすすめの作品を他の人にも知ってもらう場として利用させてもらっています。
Q3でも述べましたが、あまり厳密性は必要ないかと思います。
運営は大変かと思いますが、応援しております。
他の誰でもなく『自分の思う好きなフリーゲーム』を推せる機会なので
変に厳密や広範囲になって
『今年一番のフリーゲームを決める』ような形にはなって欲しくない。
 う、うーん、難しいことをおっしゃる。
 あまり意味がわかってないので、関係ないことを言ってるかもしれないんですが、「あなたが選ぶ」という冠は、結構考えて付けた記憶があります。
 他の誰かが決めてくれるランキングじゃなくて、あなた自身の手で選ぶんだぞ、というメッセージを込めました。
この企画は毎年楽しみにしているのでこれからも続けて欲しい。
いつも楽しみにしています。
ずっと続いてくれると嬉しいです。
毎年楽しんでいます。
良い企画だと思います。
これからもよろしくお願いします。
最近フリゲを知ったので、参加も結果も楽しみにしています。
フリゲ大好き!
作者兼プレイヤーとしていつも楽しみにしています。
今後も続けていっていただくこと。
それが一番の要望です。
 みなさん、ご回答ありがとうございました!

新システムの予定機能

優先度高のものは今年中、中のものは遅くとも来年中にめどを付けます。
  • コメントの受付文字数を全角800文字に拡大します。
  • 登録しないユーザーには、現行とまったく同等の機能を提供します。
  • メールアドレスとパスワードの登録により、ユーザー登録を可能にします。
  • 個人情報保護のため、メールアドレス・パスワードともハッシュ値のみを記録します。
    (ハッシュの詳細はWikipediaあたりを参照。ボクにも誰にも解けない暗号化、と思ってください。)
    したがって、ダイレクトメール等は一切送信しません。
  • 登録ユーザーに、以下の候補からいくつかの機能を提供します。
    • (高)公共回線、携帯端末からの投票
    • (高)連投規制の緩和(1時間→5分程度)
    • (高)最近数件のコメント表示
    • (中)リコメンド
    • (中)投票コメント修正
    • (低)投票結果のジャンル検索・絞り込み
  • 支援絵用の掲示板、Pixivおよびニコニコ静画等を利用したファンアート連携を追加します。

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