コメント
- 作者 CUNERIA はやし 様 コメント:
- この『芥花』というゲームは「拷問」をテーマにはしていますが、さほど過度な暴力描写はありません。
猟奇を好む方には物足りなく感じられるかもしれません。
逆にそういった作品を嫌う方には、興味を持って頂けないかもしれません。
それでも、数あるフリーゲームの中から『芥花』を見つけ、この物語の奥底に切なさを見出してくれた方がいて、クリアしてもなお、考察を続けてくださる方がいました。
そして、この投票企画で票を投じて頂けた事に、製作者として望外の喜びがあります。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
サークル「CUNERIA」代表 はやし
- とても愛おしい作品なので。
- 少女たちが主人公の拷問と悲劇が主題のRPG。
三編で成り立っていて、それぞれ味わいが違う点も魅力的。
希望を感じるエンディングが存在するのが素晴らしい。
- 拷問バトルという重い設定に恐れおののきつつ、素晴らしいシナリオと演出に驚かされた。サクサク進むし、皮肉やギャグセンス、名言も光っている。
ミニゲームやセーブポイントがバージョンアップで追加されており、現在はさらに遊びやすく、公式サイトも大変充実している。難は一部のキャラクターがあまり活躍できていない所か。その部分も含めて続編がほしくなってしまうが、この作品はキャラクターデザイン、音楽、バトルシチュエーション(試験管や砂時計、背中の見えるスタイル)、雑魚敵、すべてオリジナルの珠玉のもの。プレイできて良かったと思える一作。探索するたびに、新しい発見と見解、疑問が出てくる中毒性がある。この残酷な物語がもたらすものが、いたずらに命をもてあそぶようなものでないことを、ひとりでも多くのプレイヤーに感じてほしい。
- 「拷問RPG」と銘打たれた本作ですが、残虐性よりも殺し合いの中で描かれる少女たちの交流に重きを置いた作品だと感じました。
救済措置である「拷問失敗」にシステム上のデメリットを持たせず、かつ拷問成功に明確なメリットを設けたことでプレイヤーにストレスを与えない難易度調節ができていたと思います。
- 「新技を覚える」。強化要素をこれだけに切り詰め、強化の喜びと煩わしさの解消を両立。
シンプルかつ直感的な独自システムで、有効な技を状況から判断する戦術性。
救済措置とやりこみプレイの報酬を、フレーバーとしてゲームに違和感なく溶け込ませる手法。
全く性格の異なる三編を攻略していく内に断片的だった情報が少しずつ集まり、新たな真実が見えてきてやりこめばやり込むほど「あの時のアレはそういうことだったのか」という発見に出会える。
真相を求め、死因を求めた後のエンドはそこまでやってきたプレイヤーならハッとさせられるはず。
『拷問』をモチーフとした悪魔たちのデザインや、退廃的な地獄の雰囲気などビジュアル面も丁寧に作られており、RPGの魅力を中編として丁寧かつコンパクトに詰め込んだ力作です。
- 始めは「少女たちの秘密と拷問のRPG」という妖しげなキャッチフレーズから、
危うさを孕んだ少女たちの幻想的で耽美な箱庭を描いた"少女モノ"かと思いましたが
実際遊んでみると深刻な悩みを抱えながらも日常を生きる普通の少女たちの
複雑な胸の内や友情を丁寧に描いたジュブナイル作品でした。
特にグラフィック面に力が入っており、主人公の相棒"串刺しイングリド"を
始めとする悪魔や罪人たちのデザインが個性的かつ艶やかで魅力に溢れています。
マップデザインも美しくゲーム全体から強いこだわりが感じられ印象に残る作品でした。
- 一本道、推理もの、フリーシナリオとそれぞれの章で3度おいしい。各章で少しずつ見えていく少女たちの内面が好き。戦闘ゲーとしてもバランスがよい。そして高傾向セイラこわい。
- 少女達の生死をかけた戦いとイングリドのおしりを眺めるゲーム。全員幸せにはなれないんですかッ!?