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惑星ホテル :
- さみしくて切なくて、温かい気持ちになれる素敵なADVでした。
ふと目が覚めると宇宙船の中、辿り着いたのは白い星の、きらきらとした飴細工のようなホテル。そんな心惹かれるはじまりと、どこに足を運んでも見惚れる幻想的なグラフィック、そしてBGMはどれもピアノが使われているものが採用されていて統一感があり、なおかつ雰囲気にぴったりで、うきうきとした気持ちでホテルでの時間を過ごしていました。
ホテルでの滞在中、「やらなければならないこと」はなく、できることと、その方法が示されます。従業員の話を聞くと見えてくる、この星と、ホテルと、従業員の過去と今。したいと思ったことがあればそれをすればよく、今すぐ帰ることもできる。選んだ結果が示されるエンディングと、その最後の一文は、どれも心に染みるようでした。