コメント
- 推理×デスゲームで構成されたADV。
一見してクセが強そう、人を選びそうな本作だが実際はその真逆。プレイヤーのことを考えて丁寧に作られた遊びやすい作品である。
魅力は多くあり一口には語れないが、個人的に胸打たれたのは登場人物達の良さ。
描写が非常に丁寧なので、簡単に感情移入できるはず。あとゲーム部分の推理パートも凄い。とある仕掛けによってプレイヤーと登場人物達は同じ目線で推理をするため、議論の臨場感がちゃんと味わえるようになっている。
文句なしの2019年一番のオススメ作品。 - 仮想現実を舞台にした推理デスゲームです。
デスゲームとしては珍しく、無駄のないテンポでさくさく話が進みます。 - 「短編」「デスゲーム」「推理」の3つを掛け合わせたゲームの中では、間違いなく当たりの部類だと思います。
クローズドサークルの中で、殺人が発生。犯人を見つけ出さなければ主人公が死ぬが、犯人を暴くと犯人が「処刑」されるという、俗に言うダンガンロンパスタイルです。
この手の話は、「キャラクター像の掘り下げ」「殺人が発生するまでのシナリオ」「殺人が発生した後のシナリオ」「殺人のトリック」の4つが巧妙なバランスで絡み合わさって、面白くなります。勿論フィギュアディテクトは、その全てを満たしているでしょう。
ネタバレにならない程度に申し上げると、このゲームのシチュエーションだからこそ成立するトリックが多く、普通の推理ゲームとは違った雰囲気を楽しめると思います。
デスゲーム好きや推理ゲーム好きなら、一度はやってみて損はないゲームです。
面白いゲームをありがとうございました! - ゲームの世界に投げ込まれた女性たちに襲いかかるデスゲーム。推理モノとしての質が高いので、いろいろ探索して考えながら進められるのが○。癖の強い絵柄がまた良い味出てる。
キャラと仲良くなっていくうちにどんどん切なくなっていく…。最後の一騎打ちがめちゃくちゃにカッコいい。