コメント
- 作者 灰色 様 コメント:
- わー! コメントありがとうございます! わー! こう、最初から全てが終わった話にしようと決めてはいたんですが、じゃあ、どうやって見せていこう? とうんうん悩んであぁいう崩し方にしたので、うっかり階段踏み外してガクッ…! みたいな感覚を感じて頂けて、嬉しい! です!(そんな生易しいものじゃない)
金色の髪と紫の目を持った子供の両親は、子供の傍には居ないし、もう関わる事も無いけれど……次はきっと、それぞれが、別の場所で、幸せです。
- 読了まで20分ほどの短編ノベル。雪降る夜に、甘いお菓子を頬張りながら、金色の髪、紫の瞳の、かわいらしく純粋な子どもが、彷徨う魂を導くために、魂に手を伸ばす。
メルヘンでファンタジックな舞台設定に少しずつ穏やかでない雰囲気が混ざりはじめ、じわじわと足元が崩れているということに気付いた瞬間に崖から落ちたような感覚でした。悲劇的ではあるものの、あるべきものはあるべき場所へと収まったので、終わりよければすべて良し……というか、そもそもすでに終わってましたね……。
どうか、次は、幸せに。