フリゲ2022 あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム コメント


子どもたちの国 -Magic Children- :
作者 たんち 様 コメント:
至らぬ点も多い作品でしたが、多くの方に助けていただけたからこそ完成させられた作品ですし、同時に作品を愛していただけました。
本当にありがとうございます。
これを励みに、またなにか楽しんでいただける見るゲを制作していけたらと思いますッ!!
  • 魔法具現化の子どもだけの国、ゼウスパークを舞台にしたノスタルジックな物語の長編見るゲ。
    Steam版RPGツクール2003製(VIPRPG)。子どもたちの生活風景を見るだけで癒やされる半面、
    不穏な前振りを織り交ぜながら話が進んでいき9章で特大の展開が待ち構えています。
    9章がやばいらしいとの感想を事前に知っていてもなお、そのはるか上をこえてきて息が止まるかと思いました…!
    ある人物の邪悪さが吐き気を催すくらいやばくてお勧め。
  • 狂詩性ブラックサンダーシリーズ第三作である本作は、とにかく演出面とストーリー、キャラクター像等が素晴らしい作品である。本作は観て楽しむゲーム、いわゆる「観るゲ」であり、総プレイ時間は5~6時間とボリューミーだ。シリーズ物ではあるが単品として完成されており、誰でもスムーズに観れるだろう。子どもたちの国という、ユートピアにもディストピアにもなりうる閉鎖環境で、独自の宗教観、価値観などが絡み合い、それが上手く作品に昇華されているのが本作である。特に終盤の展開はコミカルな序盤、中盤と打って変わって非常に重苦しく、儚く、心を掌握されてしまう。子どもたちの純粋さ、無邪気さは私の感情をグチャグチャにしてくれた。ラストの展開はまさしく尋常ならざるもので、観終えた時にはパソコンの前から暫く動くことが出来なかったほどだ。だから、この作品は出来れば一気にプレイしてほしい。そして、私の味わった感情を同じ様に体験してほしいと切に思う。全編を通して面白かった、と胸を張って言える作品であることには狂いないだろうから。
  • ツクール200xを用いた見るゲに定評のたんち氏の群像劇。

    魔法具現体と呼ばれる魔法生物の彼らは人間の子供のような姿をしながらも、一般兵は愚か各勢力の実力者に並ぶ戦闘力を誰もが持っている。 それ故に彼らが集うゼウスパークを各勢力が危険視し、彼らの生命維持に必要な魔力供給を阻止されている…というゼウスパークに住む彼らの目線で物語は語られる。
    良くも悪くも子供の様に純粋な彼らの平穏な日常に心を動かされ、やがて訪れるその日と本当の真実に心を痛め、最後に流れるエンドロールに彼らの子どもたちへの思いを強く馳せてしまいます。

    最後に、終盤の「とある実在の場所の写真風景」を用いたシーンに昨今の世界情勢を思わずにはいられません。 こんな時代だからこそ多くの人々に手に取って頂いて何かを感じて欲しいと思わせる、そんな珠玉の作品です
  • 泣いた
  • ノスタルジックな情景と生きる力をぶつけられた
    とてもエモーショナルな見るゲー
  • 私が今までプレイしたノベル系フリゲでトップレベルに良かった。
    キャラクター多すぎて把握しづらいとか音楽大丈夫?とか連作の一部やんとかあってまっこと薦め辛いけどそんでもこういう場には投票しちゃいますね。
    何度かリフレインするkazekogiでやられました。
  • 6時間を掛けて、魔法具現化と言う人種の子どもたちの国を描いた長編作品
    日常の描写が大半を占めているのに、驚く程に中弛みが無く、次の展開、次の展開へと読み進めたい気持ちが自然と湧いて来ます
    その果てにあるのは、驚きが連続する展開の数々
    この結末の為に今までの描写があったかと思うと、熱さと悲しさと切なさが同居した様な感情にさせられます
  • 生きていて初めて慟哭というものをしたと思います。
  • 間違いなくストーリー最高傑作
  • ブラサンシリーズはたんち氏のVIPRPGへの恩返し的な作品だと思う。
  • エンドロールの虚無感が半端ないフリゲランキング暫定一位。何を言ってもネタバレになりそうで何も感想が書けない作品。事前情報なしで遊ぶのがおすすめ。読むのにかなり時間はかかるがそれだけの価値はある。
  • VIPRPGのブラックサンダーのシリーズの続きものだけど、ここからでもストーリーはなんとか分かる見るゲ。とっても面白かったです。
    この作品を見て、どうか「子どもたち」の事を知って下さい
  • 魔法具現化、とよばれる魔法使いの子どもたちが『法』の下で暮らす平和な国。そこに帰郷した、最強のお兄さんとお姉さんが子どもたちと生活していく4カ月間に多彩な情景が溢れる物語。演出、日常生活の情景表現が凄い。
    郷愁を思う人に。
  • 登場キャラは多いけれど心情描写となる土台がしっかりしていて、見返すたびに味がする。
    薄氷の下で不穏を交えつつ未だそれを知らない子供たちとゆるく交流する序盤からそれぞれが物語の当事者となる終盤の展開が突き刺さった。
    戦闘描写がとても熱かった。
  • ノスタルジーやカルト宗教など、多岐にわたる難しいテーマに果敢に挑んだ傑作
  • 笑って、燃えて、泣かされて…
    感情かき乱されまくった見るゲ
    見終えた後は大作映画を鑑賞したかのような余韻が残る