コメント
- 最高の鬱を
- 羊おじさん倶楽部のファンです。
DLsiteで公開されている作品はすべて購入させていただきました。すべて面白かったです。
その中でも特に、私が初めてプレイした「さよなら、うつつ。」は衝撃でした。
お手製首吊り紐の垂れる見慣れた自室で、毎日2Lペットボトルに尿と精液を貯めながら。そのカーテンの向こうで関係ない世界が回り続けるのを漠然と感じる。
これが俺の現実なんだよ。
これが俺の現実なんだよ。
こんなにも暗い文章を書ける人がいるなんて!と驚きました。
そして同時に私は少し安心感をいだきました。
私も当時は暗い部屋で日々を不毛に過ごしていて自分が心底嫌いでした。自殺しなければならないという焦燥感と動けない自己嫌悪で腐っていました。
でも私と同じように暗い部屋にひとりで腐っている人間を見ると不思議と安心できました。
なんの役にも立たない慰めです。
実際作者さんは現実では社会性のあるまともな人間なのかもしれませんが、あのときの私にはありがたい慰めでした。
まとまりのない文章になってしまいましたが、結論言いたいのはあの作品を創ってくれてありがとうございます。ということです。