コメント
Ⅲ :
- ツクール2000のサンプルゲーム。短編ながら設定とキャラの魅力が詰まっており、世界観も奥行きが感じられる。音楽も素晴らしい。
- 【おそかれはやかれすてきなところへおかえりるすばんないそでふれん ぜにんしててもひにんをしててもおつぞんざいなあつかいをうける。】
(→『遅かれ早かれ素敵なところへおかえり留守番ない袖振れん、是認してても否認をしてても乙、ぞんざいな扱いを受ける。』)
商業作品内のサンプルゲームであり対象作品であるか否かは絶妙ですが、この『Ⅲ』へと一票を投じることにしました。
講談めいたレビュー的な何か:
カレス・オッゾ・エリル・フレンゼ、彼らを待ち受ける災難は万事休すな幽閉にあり、自己の心の内へ閉じ籠もる形の孤独で空虚な魔法空間へは外界からでは一切の干渉が通用せず。全員集合してから本番、2時に3時にそれから8時、時に閉鎖空間での奴らは過激、正体不明の空間にあるは時の円陣で絶体絶命、魔法空間に閉じ込められたる、そんな“術者”の運命や如何に。
作品のテーマ:
□抵抗
特筆すべき点:
□流麗で手の込んだ背景画像
□多彩で豪華絢爛な音源
□進行上で自然に明示されるゲームシステムの存在
作品からのメッセージ性:
□沈黙は金
□長いものには巻かれろ
□習うより慣れよ
□急いては事を仕損じる
□獅子身中の虫
□疑心暗鬼
□三人寄れば文殊の知恵
□寄らば大樹の陰
□幽体離脱
□表現規制
□思想弾圧
□不条理
□理不尽
□先手必勝
□理想郷
□自己満足
□メタ視点
□暴力沙汰
□「“人間は考える葦である。”」
□無間地獄
□ノーヒント