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悪夢の地 :
- カードワースシナリオ。
ちょっとした護衛依頼のはずがアンデッド軍団と戦う羽目になる。
一直線に本筋だけを追うとそれほどでもないが、イベントのたびに滞在場所である砦内を練り歩いて会話をすると、4,5時間はかかる大長編。
それぞれの場所のいろんな奴らの会話が面白くて、まっすぐ本編だけなんてもったいないと思わせてくれる。
登場人物が誰も彼もキャラ立っていて、みんな同じ鎧姿でもそれが誰なのかわかるほど。
また、高レベルシナリオらしく、冒険者の活躍に拍手喝采シーンがあるが、ちゃんとプレイヤーが動かした結果をたたえてくれるのがうれしい。
上記以外でも、プレイヤーに選択をゆだねることを忘れない。
たとえばどんなに事件に首を突っ込んでも、帰還の選択を終盤までとらせてくれる。
この「事件に最後までかかわることなく帰る」選択肢、実はあってないようなもの。
気のいい砦の奴らを見捨てたくないし、これだけ盛り上がっておいしいところを逃したくない。
もっと会話を見ていたいし、時折挟まるギャグに笑いたい。何より先の展開が気になって仕方がない。
というわけで、途中でやめるなんてとんでもないと、思わせてくれる大長編の名作。 - CWシナリオ。最終戦は盛り上がる。勝って帰ればまさに英雄。