コメント
- Flashゲームがまだモリモリと筋骨隆々に輝いていた当時、小さなガラケーの画面の中で、何周どころか何百周もこの世界のダンジョンを潜った。
このゲームをこれだけ遊んだ人が地上で他にいるのだろうか。そもそもフリゲとしてカウントされるのだろうか。不安だが、投票したいベストなフリゲを思い浮かべたときに最高速で頭をよぎった一作。
文字列で表される壁やアイテムや階段。堅実に出没する、必要十分な敵。無機質で飾り気のない、簡素を極めたあの世界がただ無性に大好きだった。どこまでも静かでのめり込めた。
たとえもう遊べなくなっても、記憶の中で決して色褪せることがない。大切な時間をくれてありがとう。