コメント
- 本作を手に取ったきっかけは「暇つぶし」という人も多かったのではないか。今では考えられないことだが、プレイ時間が20時間を超えるフリーRPGは、当時とても希少価値があったのだ。そして手に取った全ての人が、ただ長いだけではないプレイ体験を味わった。
ツクール95の限界を超えるために本体を3分割するという無茶を押してまで作った、骨太のストーリー、広大な世界を旅する経験は素晴らしいものだった。本作の、もしかしたら想定を遙かに超えるヒットがなければ、後続のSTARDUST BLUE、Seraphic Blueも今ある形にはならなかっただろう。ラブひなも遠くなりにけり。(赤松弥太郎) - 3作品の中で一番好きでした。