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- 作者 サンドバック 様 コメント:
- 実写でボクシングの作者、サンドバックです。
実ボクは2004年公開、その年のHSPコンテストで最優秀ゲーム賞を受賞、翌年には100円ショップダイソーで販売もされました。
その後、ネット対戦を実装すると日々100スパーのネット対戦数が数年に渡って維持され、個人製作のソフトとしては異例の盛り上がりを体験しました。
しかし、ここ数年はユーザー数が激減し、なかなかネット上で話題に上がる事もなく、寂しい思いでバージョンアップや運営をしていました。
新要素を追加しても、かつてと比べるとユーザーからの反応が少なく、成果というか手応えというか…、何も感じられなかったです。
そんな中、ふと匿名で「ふりげ2017に投稿しておきました」と励ましのメールを頂き、とても嬉しくなりました。
3票、誰だかわからないけれど投票してくれたという事実は、作者としてとても嬉しいものです。
Windows用フリーソフトはスマホに押され、下火になっています。
インストールする際に「危険かもしれませんが本当にインストールしますか?」などとメッセージが出てしまう時代です。
今後ともこの貴重なイベントを開催し、Windows用フリーソフトがかつてのような活況を取り戻す一因となってくれたら…と願っています。
- 去年の投票時点ではフリー版とシェア版があったため無効票になりましたが、その結果を受けて作者の方が2016年2月3日より完全フリーソフトにしたそうで、今年こそ投票します。
「一体こんなに熱意のこもったゲームが他にあるだろうか?」……自分がこのゲームを推薦するのはただその一点なんです。ビジュアルからゲーム性、テキスト、細部に至るまで作者の魂が宿っている。10年以上もの間、ほとんど毎月のように更新され磨き上げられてきたゲームが他にどれだけあるでしょうか。
内容はおおざっぱに言えば「ボクシングシミュレーター」、ストⅡの足払い合戦だけを抜き出したようなものです。本当にシンプルで、しかしそこには確かに差し合いによるラインの押し引きがあって、三すくみによる読みあいがあり、上級者用の目押しコンボさえある。本質は格闘ゲームそのものであって、しかもその要素一つ一つはどう見てもストレートでありフックであり、ダッキングでありスウェーであり、ボクシングそのものなんです。しかも実写の。
派手さや手軽さとは全く無縁ではありますが、コアなゲームを探している人、「はじめの一歩」とかを読んだ人にはぜひ触れてほしいゲームです。ここには確かに一つの世界がある。
- スパーしようぜ!